今回は、即身仏(ミイラ仏)の明海上人が祀られている亀栄山明寿院の歴史、拝観、お守り、御朱印情報などをご紹介します。亀栄山明寿院と即身仏の鉄門海上人について知りたい人は、ぜひ読んでみてください。
即身仏(ミイラ仏)の明海上人の歴史
明海上人の読み方は「めいかいしょうにん」です。明海上人は、1820年に山形県米沢築沢小中沢の百姓として誕生しました。氏名は春次ということが判明しています。明海上人は13歳頃から目の病気を患い5年間治療のため戒行などを施しましたが、18歳の時に失明をしてしまいました。
飢餓や病などで苦しむ人々を救いたいと思い、厳しい修行に挑み即身仏となることを決意されたようです。1863年の44歳の年に即身仏として入定したと伝えられています。3年後の1866年に即身仏を掘り起こし木箱に保管をしました。
即身仏の明海上人が祀られる亀栄山明寿院の歴史
今回最初の探訪地、明海上人の即身仏を安置する明寿院。日本で唯一、個人所有の即身仏です。 pic.twitter.com/6gqIPQr6hh
— 「日本伝承大鑑」案内板 (@japanmystery) August 17, 2021
亀栄山明寿院には明海上人の即身仏(ミイラ仏)が祀られています。亀栄山明寿院は1868年に創建されました。現在は子孫の松本さんが明海上人の即身仏を唯一の個人所有として管理されています。代々引き継がれ個人の松本さんが管理されていることが本当に凄いことですよね。
亀栄山明寿院は多くの木々に囲まれた細道の奥にあります。2018年には改修工事もされ小さいですがとても綺麗に建設されています。
亀栄山明寿院のお守りと御朱印
帰路に寄りました。
— 一倍過怠税 (@unrealfakeacc) July 24, 2022
即身仏、明海上人御朱印。書置が常置されております。 pic.twitter.com/XGEYRTzbXa
亀栄山明寿院でもお守りや御朱印は販売されており購入することが可能です。御朱印は300円御守りは500円となり、明寿院のお賽銭箱横に常置されています。会津若松市の天台宗の仏師が御朱印を書いているとのことでした。身内などが病になられている方などが祈願されに拝観・御守りを購入されるようです。
亀栄山明寿院の行き方 山形県米沢周辺宿泊地
お寺の名前 | 亀栄山明寿院 |
住所 | 山形県米沢市簗沢3675 |
駐車場 | 有り |
亀栄山明寿院は山形県の米沢市にあります。
周辺にはいくつか宿泊用のホテルや旅館があります。
鷹山堂というカフェや小野川温泉が近くにあります。
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