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即身仏の本明海上人が祀られる不動山本明寺の歴史と拝観・お守り・御朱印情報【山形県鶴岡】

今回は、即身仏(ミイラ仏)の本明海上人が祀られている不動山本明寺の歴史、拝観、お守り、御朱印情報などをご紹介します。本明寺と即身仏の本明海上人について知りたい人は、ぜひ読んでみてください。

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目次

即身仏(ミイラ仏)の本明海上人の歴史

本明海上人(ほんみょうかいしょうにん)は、即身仏として残っている最古の湯殿山系即身仏(ミイラ仏)です。江戸時代初期の人物でありかなり古い歴史のあるものとなります。本明海上人は1623年、鶴岡藩主酒井忠勝の家臣である斎藤徳右衛門の息子として誕生したようです。その後は富樫馬之助の養子となり、富樫吉兵衛を名乗って武士となっていたようです。

出家した理由は、酒井の藩主酒井忠当が病にあってしまったために、湯殿山仙人沢に祈りにいったところ、酒井忠当が目の病から復活したことから信仰が始まったようです。そして1661年当時40歳の時に4000日に及ぶ長い期間を木食行をしたようです。61歳で天和3年(1683年)に土中入定そして、本明海上人に感化した人たちが、即身仏の志願をするようにとなり増えたようです。

しかし、4000日とは10年以上の辛い修行を耐え抜くとはかなりの根性ですよね。その根性の成果もあり、今でも綺麗に即身仏として本明寺に祀られております。とても歴史のある場所となり、損傷も少なく本当にすごいですよね。

即身仏の本明海上人が祀られる不動山本明寺の歴史

本明寺は自然の木々に囲まれた中にあるお寺に即身仏本明海上人が祀られています。他のお寺と異なり観光化していないために、少し行くのは敷居が高いように感じますが、いざ本明寺を訪れた際には、着た甲斐があったと思います。周りも田園風景の広がる場所となります。シンメトリーに二匹の狛犬と赤色の建造物がとても綺麗で美しいですよね。

即身仏堂の隣には、入定塚が建てられており、信者によって石碑が出来そうです。大晦日には鐘がつかれ、火渡りも有名です。建築は1592年文禄元年ですが、江戸時代初期に一度焼失しましたが、本明海上人が再興したようです。

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不動山本明寺のお守りと御朱印

本明寺 御朱印

不動山本明寺でもお守りや御朱印が販売されています。一般的なお守りとして「家内安全」「健康祈願」「交通安全」「安産祈願」などの安全のご加護があります。本明海上人が認めた健康のご利益は特にありそうですよね。御朱印もありますが、作法を大事にされています。

しっかりと参拝し仏様とご縁を結んでください。御朱印は自宅の神棚や仏壇に。所持していない方は貴金属や数珠などと一緒にタンスの最上部などの保管すると良いそうです。とても御利益・安心感が得られそうですよね。ご朱印のデザインも、かっこいいですね。

不動山本明寺の行き方 山形県鶴岡市宿泊地

お寺の名前不動山本明寺
住所山形県鶴岡市東岩本字内野388
拝観料金無料
駐車場15台

不動山本明寺は山形県の鶴岡市にあり、車で30分とかなり遠くの距離にあります。そのため、徒歩での拝観はとても難しいです。また、本明海上人の即身仏は通常時は見られません。
鶴岡にはいくつか宿泊用のホテルや旅館があります。不動山本明寺は車移動必須のため、駐車場ありの宿泊地がオススメです。

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不動山本明寺

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